いわき法人会主催の田村雄三監督講演会に参加しました

いわき法人会主催の田村雄三監督講演会に参加しました

私は任意団体FCメヒカリの代表としても活動しています。このスポーツ団体が地域の課題解決のための団体にするために、Jリーグに所属しているいわきFC、そしてその運営をしている株式会社いわきスポーツクラブは手本とすべき存在です。今回はいわき法人会主催の「田村雄三監督講演会」に参加して、いわきFCの田村監督について知る機会を得ることができました。以下の3つの点が興味深かったです。

①田村監督のキャリア

決して順風満帆ではないサッカー人生だった。現役も5年で引退しており、理由は怪我が多かった。その後湘南ベルマーレでスカウトなどの仕事に関わったのちに、いわきFCの創設から関わる。サポーターが一人の時から現在まで歴史を語っていた。Jリーグの監督としてはとても若い。固定観念に関わらずチャレンジしていく姿勢は好感が持てる。監督としての大きな実績としては、「いわきFCをJ3に昇格させたこと」と、「J2リーグの初年度にチームを残留させたこと」が挙げられる。

②プレゼン「J1リーグの監督になるために取り組むべき課題について」について

J1リーグの監督になるために取り組むべき課題について、「なぜJ1リーグの監督になれないのか」という視点から分析していた。現在のJ1の監督経歴や現場スタッフなど様々な視点から分析していた。そこから、監督のスタイルがチームのスタイルになっていることを説明していた。そこから田村監督の目指すスタイルの話す機会があり、いわきFCに関わる選手がさらに成長させることができるという視点をもっていた。「人づくり」が田村監督のスタイルであると私は捉えることができた。

③マネージメントについて

基準をしっかりもって行動している。その1例としては選手に応じて言葉がけを気をつけていることが挙げられる。具体的には選手を大きくいうと3つ「中心として活躍する選手」「試合に出て活躍することが求められる選手」「試合に出ることが課題の選手」分けて考えて、それぞれに言葉がけを変えていると話していた。選手の一人一人が1段階2段階上に行けるようにすることが自分の役割であると話していた。また、ダッシュの速度が時速34キロを超えること。試合後の体重測定を徹底させるなど具体的な事例を挙げてモノサシをもってチームマネージメントをしていることがわかった。また、「言葉を大切している人」と「人を大切にする」という印象をもった。