【第9回】2024年2月10日にいわきサンアビリティズで行われたウォーキングフットボールの活動報告です
第9回のウォーキングフットボールの会を、いわきサンアビリティズで開催しました。事務的なミスでコートを誤って取ったためにバスケットコート半分での開催でした。 そのため通常のルールのウォーキングフットボールはできませんでした。 サッカーを使った脳トレをテーマにして行いました。
イベントの詳細 ウォーキングフットボール会の流れ
1 ラジオ体操
2ネームパス
今回はチームをあらかじめ決めました。名前を覚えるためのネームパスではなく頭を使うメニューをしました。
・パスをしたところに「相手の名前をいって、その相手のところに移動する」
・パスを出す人を指定してパスをする
3ゲーム
基本は3対3にフリーマンを1人つけて行いました。フリーマンは、パスを受けたチームにボールを返す役割です。基本的にはコートの真ん中にポジションを固定しました。フリーマンを付けることで、数的優位で攻撃はゲームを進めることができます。
以下の時はノーゴールにしました。
・フリーマンに1度はボールを預けないでゴールを決める (速攻の禁止と数的にゲームを進められることの意識づけ)
・フリーマンより後ろからのシュート(ロングシュートの禁止)
3分ハーフで、3チームで回しました。2回りしたところで、休憩を取りました。
4パスの練習
10分程度基礎的な練習をしました。
・足裏でボールを扱う
・苦手な足での練習
・体育館のラインを利用して、線と線の間で正確にパスをする
・正確なパスを10本協力して続ける
5ゲーム
基本のルールは3対3+フリーマンに制限をつけました。全員フリーマンより前にいないとゴールを認めないルールを付け加えました。
・運動量の増加(全員相手コートに行かなければならないのでサボれなくしました)
・コミュニーケーションの必要性(シュートを打てるかどうか、自分のコートに残っているチームメイトに声をかける)
制限をつけることで頭の体操になります。「まだ打てない」という声にシュートモーションでプルプル震えているシーンは面白かったです。
成果と課題
・コートが狭いという状況から通常の体験会とは違った形式、メニューでしたが、練習をテーマにした体験会も面白いと思いました。体験会のバリエーションとして、通常の形式プラスして、「練習中心」の会や「ゲーム中心」の会などを設けてもいいと思いました。
・どのようにボールを蹴ればいいかという問いに対して、子供の場合は感覚的に蹴りやすい方法を反復したほうが効果的に対して、大人の場合は論理的に伝えたほうが効果的なので、次はもっと言語できるようにしたいと思いました。
・「3タッチ限定」や「全員パスをしてからのシュート」などいろいろ試したいと思いました。