いわきFC 田村雄三 監督から直接学ぶ 特別セミナー『スポーツコーチングの力』
いわきFC 田村雄三 監督から直接学ぶ 特別セミナー『スポーツコーチングの力』!
スポーツの現場で実証された「人を育て、チームを強くする」手法を活用し、企業での若手育成やチームビルディングに役立つ内容でした
■ 開催概要
日時:2024年11月19日(火)19:00~20:30
会場:いわき市平CHEKA 住所:〒970-8026 福島県いわき市平田町74−1 第2藤田ビル
講師:田村雄三氏(いわきFC監督)
理念の大切さ
理念の重要性について、特に印象に残ったのは、困難な状況下での理念の役割です。いわきFCの「浜通りの光となる」という理念は、単なるスローガンではなく、組織の意思決定や行動の指針となっていることを感じました。自分のウォーキングフットボールの活動においても、この考え方は非常に参考になります。私たちも地域の活性化という使命を持っていますが、時として目の前の課題に追われ、本来の目的を見失いがちです。理念に立ち返ることで、私たちの活動の方向性を確認できると感じました。理念を掲げるだけでなく、日々の活動にどう反映させるか。その具体的な方法を考えていきたいです。
田村監督のリーダーシップ (コミュニケーションとチャレンジ)
「35人いれば35通りの指導法が必要」という考え方は、現代の組織運営において非常に重要な視点だと感じた。地域おこし協力隊の活動においても、画一的なアプローチではなく、それぞれの価値観や生活スタイルに合わせたコミュニケーションが必要だと実感しています。そして、それはなかなかできていません。。
また、「失敗を恐れずチャレンジを促す」という姿勢は、本業の地域活性化の取り組みにも通じるものがあります。新しい企画や取り組みを実施する際、必ずしも最初から成功するとは限りません。しかし、失敗を恐れて何もしないのではなく、むしろその経験を次に活かすという前向きな姿勢が、組織の成長につながるのだと改めて気付かされました。
若手とのコミュニケーションの具体的な手法・手段
シンプル
「less is more」(より少ないことは、より豊かであること)は、シンプルさの価値を表現する言葉。
- 必要最小限の言葉で伝える方が、メッセージが明確になる
- 情報過多を避け、核となる内容に焦点を当てる
情報が溢れる現代社会において、簡潔で明確なメッセージの重要性が増している。この考え方は、特に若い世代とのコミュニケーションにおいて効果的である。
自分に矢印を向ける
また、承認欲求をポジティブに捉える視点は新鮮でした。若い世代の特性を「問題点」として捉えるのではなく、むしろ「自分に矢印を向ける」として活用していく発想は自分の成長ためになり、また、世代間の壁を超えるための重要なヒントになると思いました。